インフルエンザ治療はリレンザで決まり!

リレンザの薬とリレンザでインフルエンザの治療をしている女性

インフルエンザにかかると、リレンザやタミフル、イナビルの中から処方されることが多いと思います。その中でも何故、リレンザが良いのかということをお話ししていきたいと思います!

中枢毒性の疑いが無いリレンザ

リレンザは、インフルエンザに効果的な薬で、2000年から処方・販売が開始され、インフルエンザの予防と治療のための薬として、タミフルと並んで広く使用されています。タミフルと同様に、インフルエンザA型とB型の両方に効果があり、タミフルが効かなくなる耐性ウイルスに対しても有効とされています。タミフルが経口錠剤タイプというのに対し、リレンザは吸入タイプで、粉末状の薬を口から吸引することで、気道の粘膜に直接成分が届き、即効性があり、副作用も少なくてすみます。インフルエンザは、ウイルスの感染した細胞が遊離して、感染し、急速に増殖することで症状が悪化していきます。リレンザの成分であるザナミビルは、ノイラミニダーゼと呼ばれる酵素が含まれることで、ウイルスの増殖を阻害する働きがあります。そのため、症状が悪化せず軽度ですますことができます。ウイルスの増殖を抑えるためには、感染し症状が現れた48時間以内にリレンザを吸引することが大事です。タミフルは、小児や幼児への投与実績が多く、服用も比較的簡単というメリットがありますが、デメリットとして中枢毒性の疑いがあり、患部に薬剤が到達する量が少なく、タミフルに耐性を持っているウイルスも多いというデメリットがあります。一方、リレンザは、患部に届く薬剤の量が多いため、中枢毒性の疑いはなく、安全に利用できるというメリットがあります。ただ、吸引タイプのため、服用するのが難しく、呼吸器疾患のある人や重症者が服用するのは難しいというデメリットがあります。このように、それぞれにメリットやデメリットがありますが、基本的には、医師や薬剤師が最適な薬を選びますから、指示通りに使用し、安静にすることが大事です。